コイン製造に金型が必要な3つの理由

投稿日: カテゴリー: オリジナルコイン・記念メダル, 歴史・文化・職人

なぜ金型が必要なのか?

というのはモノをつくる上で必ずついてまわるものです。

型があれば同じものを正確に高速で量産が可能となります。たこ焼きでもそうです。生地を型(たこ焼き機)に流し込んでまとめて10個、20個つくります。もし型がなければ一個一個おにぎりのように手で作らないといけません。手間(コスト)がかかります。

そもそもたこ焼きは熱すぎておにぎりのように手でこねこねできないので、さて、どうやって作ろうか。。

オリジナルのTシャツを作るのにも版代がかかってきます。コイン、社章、キーホルダーの金属製品の場合は、はじめに金型・原型をつくります。

これらの金属製品を製造するために鍛造・金属プレス、鋳造タイプのラバーキャスト、ダイカスト、ロストワックスなど様々な製法がありますがどれも原型がなければつくれません。オリジナル製品をつくるのには型の製造が必要です。

金型を製造する理由には次の3つが挙げられます。

 

1. 製造のスピードを上げる(短納期)
2. 製造のコストを下げる(低コスト)
3. 製品の品質を安定させる(高品質)

 

金型があれば次の製造工程でたこ焼きのようにホイホイと量産することができます。また、それにより一個製作のコストが下がります。もうひとつは製品の品質です。コインの製作をもし一個ずつ製作したらどんなに凄腕の職人でも全く同じものを何百個も作れません。特にコインなどは直径や厚み、重さの指定があるものです。金型のみならず抜き型枠打ち型絞り型などを使うことによって製品の品質を安定して高めることができるのです。

つまり金型は製造において高品質(HIGH QUALITY)低コスト(LOW COST)短納期(SHORT DELIVERY)QCD戦略を進める上でかかせないアイテムとなります。

さらにサカモトは金型に高い芸術性(アート)をのせた 「QCDA戦略 」で戦っています

品質、コスト、納期 + 芸術性
サカモト彫刻は、品質、納期、コストに+アートのQCDA戦略

 

金型代と製造単価は別

基本的に金型代と製造単価は別です。

製造業者によっては金型代が記載されてないものがありますが、その場合は単価に上乗せしています。金型は鋼や鉄の土台に製品と同じ形のものが彫られています。最初の一個をつくるような作業であり、土台の材料代や金属彫刻のコストなどがかかります。

コインやメダルを製造する場合は、地金代(材料代)のほかに製造・磨き・メッキ・仕上げの工賃を合わせて、一個の製造単価となります。これらは一個あたりにかかってくる作業ですので単価計算します。

それに対して、金型は1個だけつくりますので単価とは別の費用です。金型代を個数でわって上乗せしたものを製造単価とするか、金型代と製造単価は別とするかは分け方の違いです。金型はつくってしまえば、こわれるまで使えるので2回目以降の製作では費用がかかりません。その意味では金型代と製造単価は分けておいたほうがよいでしょう。

 

 

金型代と製造単価の関係

 

単価をおさえるためには?

例えばある記念コインの製造について、金型代が2万円、製造単価が300円かかるとします。

小ロットで50枚のみ製造する場合は、金型代を枚数でわって400円が単価に乗って一枚あたり700円かかります。同じコインを1000枚製造する場合は、20円がのって一枚あたり320円かかります。さらに製造単価も製造枚数がふえればコストが下がるため300円よりもさがります。どうしでも小ロットの製作は単価があがりますので、下げるためにはある程度まとめて作ることなります。

サカモト彫刻はお客様の予算の範囲でできるデザイン仕様について仕上げイメージをつくってご提案いたします。

オリジナルメダル サンプル 用語集

 

コストをあまり下げていくと片面のみになったり、安価な仕上げになるなどいろいろ制約がでてきます。いいモノというのはそれだけお金がかかるってことですね。

 

→ オリジナルコインの製造

金型製造ページ

 

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