江戸時代の大判と小判は現代の価値でいくらだったの?

やっと涼しくなってきました(^^)

金銀真鍮などの色々な製品を日々製造しながら「そういえば最近小判多いなー。」と思いつつ

ん?あれそういえばずっと小判つくってない?

元号がかわって令和になったからなのか、令和元年の今年はいやー、なにかと小判の製作のお問い合わせが多いです。

小判は真鍮でも銀でも同じ金型で製作できるのですが、(観光地で売ってるのは安いですしね) やっぱり人気は「純金小判」!とくに造幣局の検定入りの純金小判をつくりたいというお話をいただきます。

小判は江戸時代を中心に実際に金貨として使用されていました。小判の「一両」は現代の価値に直すといくらくらいかな?

千両箱に入っている小判は、時代によって重さや価値が違ってくる。徳川家康が慶長6年(1601)に造らせた慶長小判なら、一両4.76匁(もんめ)、すなわち17.85g。千両なら17.85㎏。千両箱そのものの重さが、5~6㎏といったところだから、千両箱1箱は約25㎏といったところである。そんなものを担いで走ったら、なんだかすぐに息切れしそうである。

小判の話

これを参考にすれば純金小判が18gとして、本日の金相場が1g5678円で計算すると約10万円です。小判一枚が10万円札みたいなものか。

実際に純度100%の金ではなかったかもしれないのでこれより10万円よりは安かったかもしれません。しかし江戸に暮らしていた庶民はあまり目にしなかったかもしれないですね。

「猫に小判」っていうけど、わたしが猫ならとりあえず小判に飛びつきますね!
「真珠より念仏より小判、うらぁ」ってことわざはないか。。

猫に純金小判千両!!

ちなみに慶長大判は約165gですので、単純計算すると約94万円!!!よっ!お代官さま、お・金・持・ち!

明治以降は日本も急速に近代化して通貨は正円のコイン型になり小判は貨幣ではなくなりました。現在製造される小判は貨幣ではなく記念品的な位置付けになります。

もちろん純金小判は100%金で製造されていますので重量分の金の価値があります。宝石などと比べても売るときに価値が落ちないのは金の大きな魅力でしょう。

また金はいままた価値が上がっていますからね。また金そのものが持つ色の魅力。ゴールドなんですから。

また小判のかたちは米俵を表しているそうです。とても縁起が良いですし、デザインや装飾の美しさもあわせて現代も小判が人を魅了するのでしょう。あと日本独自の文化ですから外国人観光客も小判はお土産にプレゼントすると喜びますよ!

SAKAMOTOでは小判の受注製造のあいまにオリジナルの純金小判も製造を始めています。何十グラムだと値段もはりなかなか手を出せないというかたもいるとおもいますので、10g以下になるように少し小さな可愛い、でも伝説の生き物を肉彫りで彫る本格的な純金小判になりますので楽しみにしてください!

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東京五輪メダルのデザイン発表

東京五輪の金銀銅のメダルのデザインが発表されました!

421名が応募した作品の中から選出されたデザインがついに発表されました。

メダルの中央には大会のエンブレムと周りにはどこから見ても光り輝くような彫刻が施されているようです。

前回の記事で、オリンピックの金メダルは純金ではないことに触れましたが、東京オリンピックも同様に純銀に金をコーティングする仕上げの金メダルになるようです。

直径は85ミリで気になる厚みは7.7−12.1ミリです。

また金メダルは純銀製で、6g以上の金メッキでコーティングされます。

オリンピックの金メダルは金100%ではない?

 

メダルの裏面は歴代のオリンピックのメダルと同様、ギリシャ神話にでてくる勝利の女神ニケが彫刻されています。

東京五輪メダルデザイン裏面

 

東京オリンピックまであと1年、メダルのデザインも発表され盛り上がってきますね!

 

スポーツ大会・企業表彰の金メダル・記念コインの製造はこちら
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[製作実績] イタリア・サヴォイア王家騎士団 タイピン・カフス

Italia Savoia Tiebar & Cufflinks

サヴォイア王家騎士団 タイピン・カフスを製造させていただきました。

サヴォイア王家の紋章の装飾を肉彫りしています。

ロジウム仕上げの高級タイピン・カフスです。

savoia cuff links rodium plating
サヴォイア家・カフス・ロジウム仕上げ
サヴォイア家・タイバー・ロジウム仕上げ savoia loyale tiebar rodium
サヴォイア家・タイバー・ロジウム仕上げ
savoia tiebar cufflinks rodium plating
サヴォイア家・タイバー&カフス・ロジウム仕上げ

オリジナルタイバー・カフスの製作はこちらへどうぞ

メダルで表彰するならオリジナルか、それ以外か?

こんにちは!梅雨時期はいってムシムシしますね。

移動が多い日はお客さんのところと協力の職人さんや製作所への移動が4-5箇所あるので、一日雨だとすこし憂鬱、、

でもたくさん動くとなぜか(?)いいこと多いのでできるだけ歩こうっと。

常日頃メダルの製品と金型を製造していますが、メダルは基本的に表彰につかうので、スポーツ以外にもトップセールスや周年記念など、企業表彰のメダル製作の案件もあります。

企業表彰のメダルを大きく2つにわけると、既製品のメダルとオリジナルのメダルにわかれます。

ローランド様

企業の人事部や表彰を担当するかたは、既製品とオリジナル製品のどちらにすれば迷われるかもしれません。

そうおもって二つを比較してみました。

(1) 既製品メダル

カタログに載っている既製品のメダル。カタログの中から選びます。形やデザインがきまってるので変えることはできませんが、プレート部分やアクリルの部分にデザインを彫刻したり表彰者の名前をいれることができます。

大量にまとめてつくられているので、コストをおさえることができます。基本的には選ぶだけなので自由度ひくい。ほかの企業の表彰品とらかぶってるかも。

コスト★★★

自由度、個性 ★

高級さ ★★

(2) オリジナルメダル

デザインから1からつくるメダルです。サイズ(直径や厚みなど)やデザイン(表、裏をどんなデザインにするか)を自由に決めることができます。

オリジナルのデザインで型をつくるので、型代の初期費用がかかるためその分コストがかかる。自由にデザインできるため企業のロゴや建物、人物などを彫刻で入れ込むことができるためオンリーワンのメダルになるのと、グレードもあがる。磨きやメッキ、名前の彫りなど細かいところを指定できる。

決まったものから選ぶだけなのは嫌というかたはこっち。

コスト ★★

自由度 ★★★

高級さ ★★★

オリジナルコイン一覧 ・記念メダル一覧 金貨 銀貨 通貨発行所

 

SAKAMOTOは社章やメダルを製造しているので、既製品に少し手を加えるより、企業のブランド価値を1からいれ込めるメダルに魅力を感じますが、もちろん予算や納期のこともありますからどちらを選ぶかは難しいところ!

どれくらいの納期や費用なんだろう?

気になるかたはお気軽におたずねください^_^

さて、そろそろお仕事にもどりますか。

スターリングシルバーとは?

先日の記事「会社設立のご挨拶」で法人設立をご報告させていただきましたが

サカモト彫刻は、あたらしく株式会社SAKAMOTOに生まれ変わりました。

今後ともよろしくお願いいたします m(_  _)m

さて5月1日から元号が「令和」に切り替わりました。

ちょうどわたしたちの法人設立と工場・事務所のお引越しも重なり、気分一新です。特に毎日の仕事内容は変わりませんが。

令和と書かれただけのTシャツがけっこう売れてるらしいですから、ちょっとした「令和ブーム」ですよね!

現在製作中のものに令和記念の製品もありまして、想定よりも多く注文が入っているそうです。よかった よかった (^ ^)

https://sakamotometal.tk/?attachment_id=6281#main
オリジナルの令和小判つくりませんか?

 

話がかわりまして、現在、お客様の銀製の社章を製造しているのですが、どのくらいの割合で銀が入っているか聞かれました。

通常、社章など身につける装身具系の銀製品は純銀ではなくシルバー925をつかいます。

シルバー925の意味は、単純に銀が92.5%入っていますよ、ということを示しています。

純銀は銀100%でできていますが、純銀は925と比べるとバッジとしては柔らかく、落としてしまったりすると傷がつきやすいため、シルバー925のほうが多く利用されます。同様の理由で純金ではなくK18(金が75%)も利用されます。

このシルバー925にはもうひとつの呼び方がありまして、とくに欧米では「スターリングシルバー」とよびます。(正確にはシルバー925とスターリングシルバーは同義ではありませんが)

われわれ製作する側では925や950など割合でよぶことがおおいのですが、

さっきふと気になりました。

なんで「スターリング」シルバーなんだろう?

ちょっと調べたところによると12世紀ごろ、東ドイツの貨幣鋳造の職人Easterlingさんが、イギリスで銀貨(スターリング・ポンド)の鋳造技術を教えました。このときの銀の品位(92.5%)が英国の法定水準となり、1300年代から1920年までつづいたそうです。 → 英国通貨と銀(スターリング)

それで銀92.5%(残りの地金は銅のもの)をスターリングシルバーと呼ぶそうです。またsterlingには「本物」や「信頼できる」というような意味がありますが、どうやらイギリスの銀貨が法定の純度を保っている意義から転用されたものだそうです。勉強になりますね!

さて、そろそろお仕事にもどりますか。