2020年が始まりました。今年も1年どうぞよろしくお願いいたします。
今年は何と言っても「東京オリンピック」!
オリンピックといえば「金メダル」!
金メダルがほしい!
ということで弊社で製作している金メダルについてご紹介したいと思います。
金メダルはどうやって作られるの?
そもそも金メダルはどうやって作られるのでしょうか?
金メダルの完成品はみなさん見たことがあるでしょうがなかなかその工程は知らない人が多いですね。
1.デザイン
もちろん製作するまえにはデザインをつくる必要がありますが必ずしもデザイナーが必要というわけではありません。メダルに入れる企業ロゴや装飾(月桂樹等)のデータがあればそれらを組み合わせてデザインを完成させます。
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2.金型作成
鏨や彫刻機をもちいて鋼材にデザインを彫刻します。彫り方の種類はおおきく平彫りと肉彫りに別れるます。表と裏の金型が完成したら実際にメダルを製造していきます。
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3.製造(プレス加工・抜き加工)
プレス機で製作した金型に真鍮や銅などの材料をセットして上からプレスして模様をだします。なかには100tをこえる大きなプレス機で強力な力でプレスして作るメダルもあるんですよ。
プレスするのはメダルの模様をだすためで、そのあとに抜き型というものをセットしてまた上から強い力でプレスして周りを切り落とします。例えば四角いプレートだったら抜き型は四角い形になります。プレスで模様だし、抜きで形がきまる、と覚えてください。
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4.研磨とメッキ加工(+色入れ等)
プレスしてできたメダルをバフで研磨していきます。良い品物とそうでない品物は磨きで決まるといっても過言ではありません。
メダルの研磨は表面、裏面、側面(コバ)の3箇所に分かれます。バフの番手を荒→中→細と使い分けてキズをとりながら光沢をだしながら仕上げていきます。研磨後に品物を洗い、最後にメッキ加工します。金メダルはもちろん金でメッキコーティングします。
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オリジナル金メダルの完成!
既成品のメダルはカタログから選ぶことができますが選択肢がかぎられますので合うものが見つかるかわからない。
また他社さんとかぶってしまうかもしれない、オリジナル性に欠ける、
といった理由でオリジナルの金メダルをつくろうという企業やお客様も増えています。
オリンピックイヤーの2020年あたらしいオリジナル金メダルを作成しませんか?
オリジナルメダルの製作風景(YouTube)
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オリジナルメダル・コイン製作についてこちらにより詳しくまとめていますのでご確認ください。